2009年10月20日

なぜ、中国でソファー工場を作ったのか(その5)

いよいよ工場を作ることになりました。
まずはどこで工場を作るかですね。
シンセン市内はもう今では工場を作る許可は下りませんので、
少し郊外に出る必要がありました。

シンセン市内から車で1時間半ぐらいのところにロンガンと
言う街があります。
この街は材料を売る店が多いので、工場を作るにはとても
良い街だそうで、ロンガンで探すことになりました。

地元の不動産屋と一緒に5ヶ所ぐらい回ったと思います。
不動産屋の営業マンは風水板を持って方角などと
見ながら案内してくれました。

大きなスペースのことろから小さなところまで、
いろいろありましたね。

最初はそんなに大きなスペースも必要ないだろうと
600平米程度のビルの2階を借りることにしました。
横には工員達の寮になる建物もあり、工場地域で
工員達が食事にいったり、買い物にいったりできる
スーパーも近くにありましたのでここに決めました。

以前は事務所やショールームのように使われていたのか
ガラスで細かく区切ってありました。

そのガラスを再利用して事務所、木工、縫製、張り込み
などのスペースを分けました。

操業開始時はもうあまり覚えてませんが15名ぐらいでの
スタートだったと思います。

まずは、サイモン工場から持ってきた型紙からサンプルを
作り、不具合がないかどうかのチェックです。

今でもその1号ソファーは優隆で記念に保管してます。

私も不安でしたが、新しくできたばかりの工場に
移って来た工員達も不安だったでしょうね。

こうして優隆工場は稼動を始めました。

では、続きはまた・・・
posted by 家具卸.com at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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